今年は、みっちりとトリートメント技術に関する講座を理論・技術共に受けておりました。

経験を積むにつれ、自分の知りたい事や目的が明確になってきて、どんな内容で誰に学ぶかというところに妥協をしなくなっております。そうなると、一回一回の学びにのめり込んでしまうわけですね。

例えば「筋膜」へのアプローチ。
一時期、様々なところで取り上げられ、専門家もたくさんいらっしゃいます。
オイルトリートメントでも「筋膜」へのアプローチを謳うようになってきました。

私は、オイルトリートメントを行っていますので、それに取り入れられるかという観点はもちろん気にしています。
ですがどちらかというと「オイルトリートメント」をメインにしていて筋膜にアプローチするという話より「筋膜」をメインにしている専門家の話を聞きにいきたい。聞くのが好きなのです。

私が特に魅了される先生方はそれぞれの「専門性」を持っており、その分野を「信頼」してお話ししてくださる方。伝える人が自信を持っているかどうかで、説得力が全然違います。

結局そうなると、オイルトリートメントへの導入方法は自分で考えていくところもあるわけですが、そこは自分の積み重ねてきた「アロマトリートメント」での専門性と併せていく大事なところだと思うんです。

施術業界で専門分野が違うと、大きな差があるのが痛い刺激が良いか悪いか

私のトリートメントでは激痛が走るようなトリートメントはしないです。
痛みがない方が、私のサロンコンセプトや目的達成には必要だと思うから痛みが少ないトリートメントをしているのですが、それは私が今までの経験などから培ったそれなりの理論からたどり着いたわけなのです。

痛いのがダメとも思ってません。実際、痛いと思うマッサージをあえて受けに行くこともありますしね。
きちんと、たどり着いた理論は治療や施術自体にも説得力があります。
お店で決まったトリートメントをする場合も、「何故?」という疑問を持ち、一つ一つ探ることも大切ではないでしょうか。

どうしても理解できなければ上の人にちゃんと説明してもらったらいいと思うし、自分が納得できないならそれはやらなくて良いと思う。

強制されるならそれは「辞めどき」かもしれないです。

いつか、必ず「自分がこれ!と思うトリートメント」を目指して、セラピストはいつも鍛錬を重ねていくもの。それがこの仕事の大変さでもあり、最高の楽しさでもある。

〇〇の専門家です!と胸を張って、自信を持って言えると、説得力が生まれて、たくさんの方々が喜んでくださる事になるのかな。

って思います。

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